短編映画「DISTANCE」が、東京都「アートにエールを!」にて掲載されました。
私はイラストとデザインでご一緒しています。
新型コロナウィルスの影響により、対面での演技ができない"制約"があったからこそ、生まれた作品です。
是非ご覧ください。
製作・脚本・監督・編集:園田 新
出演:かんた、秋田ようこ
撮影:島根義明 音楽:中里正幸 (Lucid And The Flowers)
撮影助手:板垣優天
整音:澤田雅和
イラスト&デザイン:山口真理子
協力:KEYAKI WORKS
制作:CiNEAST http://cineast.jp
後援:東京都「アートにエールを!」
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この作品のテーマになっているのは
心のパラドックスです。
「心の距離」については、このコロナ禍で
世界中のひとりひとりが考えたテーマではないでしょうか。
近くにいるから、遠く
離れているからこそ、近い
だれの日常にもそういう瞬間や関係があって
どんな選択をしていくのか。
この作品を通して、多くの人が自分に置き換えて感情を揺さぶられるのではないでしょうか。
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制作中。
まだ映像になる前の台本。
まだ仮編集の作品映像。
それがどんどん変化し、進化していく中で
見ている私にも、毎回新しい解釈がうまれていきました。
俳優のかんたさん、秋田ようこさん
おふたりの最初のスケッチ。
ふたりの中に共通であったもの。
それは「孤独」だったのではないでしょうか。
台本ではまだ絵がふんわりとしていた印象だった私は
おふたりの演技を初めてみた瞬間の感動は忘れられません。
あの文章を読んで
おふたりはこんなにもそれぞれの人物像にせまって
もうそこには、「かんた」と「ようこ」が完全に作り出されていました。
私が描こうと思ったのは、
お互いが抱えている孤独とすれ違い。
そしてその後の選択です。
絵の中のふたりが見つめる先を
想像していただける一枚になっていたら、いいな。
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初めての映像作品への参加。
様々に違う特技を持った人たちが集まってつくった作品が完成した時は
本当に感動しました。
ごく少人数で完成作品の上映会をした時の一枚。
この時、全員が初めて完成した作品を見ました。
映像のもつ透明感
主演のおふたりのもつ存在感
感情と共に流れてくる音楽
自分の絵もちゃんとそれに連なっているのか
とても心配ですが・・・!!
なんどもアイディアやスケッチを見てくださった園田監督。
確実に、自分にとって学びが多く、自分でも一歩すすむことができた
宝物のような作品です。
ご縁をつないでくれたHRNちゃん。
たくさん励ましてくれてありがとう。
かんたさん、気さくに声をかけてくださって、ありがとうございました。
作品ではまっすぐな表情と瞳がとても印象的で。
声もすっごい素敵。
作品の大きな印象は、かんたさんの表情でした。
ようこさんは、天使みたいにあたたかな印象の方でした。
私の作品もたくさん見て、感想を伝えてくださったり。
場の雰囲気がふわっとあたたまってしまうような素敵な方。
作品では、ようこの感情の動きに心ごと引っ張り込まれてしまうようでした。
中里さんの音楽で、わたしの涙腺は崩壊しました。
映画は総合芸術だというけれど、まさにそれを感じた瞬間でした。
お会いできなかったみなさまも、
ご一緒できたご縁に感謝です。
誠にありがとうございました。
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「アートにエールを!」
この取り組みに感謝すると共に、
この取り組みの枠を超えて、
たくさんの方にこの作品を見ていただきたいです。
そして、作品を素敵だと感じてくださった皆様、
ぜひシェアをお願いしたいです!
たくさんの方にこの作品が届きますように。
山口 真理子
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