絵本の刊行、グッズの販売から何から
いつもお世話になっている、ひるねこBOOKSさん。
7月10日にある表明をされました。
今、自分なら何ができるか。
ということ。
突き詰めてのことだったと思います。
そして私を含む沢山の方が
「なにか出来ないか」と考えている中で。
私は10日の夜にこの投稿を見て、衝動的に動きました。
自分にできる”何か”を探した時に
やっぱりビジュアル面で支えることはできないかと。
お願いしたキャッチコピーもすぐに送ってくださり
ビジュアルの完成度はいまいちかもしれないですが、
数時間でなんとなく形を整えて見てもらいました。
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投票も、本を手にすることも
その手から始まり、つながります。
そこで手を印象的に描くこと。
持っている本と投票用紙のモチーフも
キーカラーとして目に入ってくることを目指しました。
全体的に一般的な政治を感じるような印象より、
「本」を通じてのことなので、文化度の方が高めになるような印象をめざし、出来るだけ軽やかに。
でも、ひるねこさんのメッセージが印象として残るように
コピーは大きくはっきりといれました。
上部2カ所のさんかくマークは「聴く」こと。
ひるねこさん=猫の耳でもあります。
そしてその下の有機的な模様は
投票して本を手にするという意志で
生きる植物のようなイメージ。
中央上部は、小さな希望の光。
ざっくりとそんなイメージと意味を込めたつもりです。
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いつも携わる仕事には感動があります。
ただ、今日のこのことは、
自分が携わるどのお仕事とも違う
不思議な感覚でした。
フリーにしたら、共感してくださる方が意思表示しやすいのではないか。
と提案した時も「そうできたらと思っていた」と、
その後すぐに発信してくださいました。
シンボルとなって、人から人へと拡散されていく様子は
なんだか信じられない光景でした。
形にするって、すごくパワーがあることなんだと。
今日改めて知ることができた気がします。
そして心の中で、もっとちゃんとデザインのこと突き詰めておけばよかった。。。と反省もしました。笑
別に政治や選挙に限ったことでなく
自分で学んで来たことを、ただの仕事の枠ではなく
何かもっとできないか。
活かす場はないか。と
常に感じていました。
私はただ、勇気ある行動に乗っかっただけですが、それでも。
一歩踏み出したことで見えた景色があるように思いました。
賛同してくださった本屋さんもたくさん、たくさん居てくださいました。
私は今日の日を忘れません。
この感覚が、行動してくださった皆様ひとりひとりに
多かれ少なかれある、本物の気持ちと勇気なんだと思います。
争うのではなく
こうした小さな行動が芽となって
一人一人の意識も、世の中も変えていくんじゃないでしょうか。
どうか見てくださった方の気持ちに
その芽が出ていますように。
そしてずっと残っていきますように。
今日は沢山のアクションを
本当にありがとうございました。
やまぐちまりこ